光岡自動車は、ミディアムクラスのクラシカルワゴン『Ryugi WAGON』(リューギ ワゴン)に、20台限定の特別仕様車「Ryugi WAGON adventure」(リューギ ワゴン アドベンチャー)を追加すると発表した。2月21日から販売を開始する予定で、価格は438万9000円だ。
この特別仕様車は、「あそび心」をテーマにしたアースカラー基調の専用ボディカラー2色で展開される。深い渓谷を思わせる静かな色合いの「SESERAGIBLUE」(セセラギブルー)と、美しき翡翠をイメージした柔らかな色合いの「HISUIGREEN」(ヒスイグリーン)が用意され、アウトドアをはじめとした様々なシーンにマッチするデザインとなっている。
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内装では、トレッキングシューズをイメージした専用のレザーシートが採用され、ボディカラーに合わせた同系色2色が用意されている。さらに、アクティブなスタイルを引き立てる専用ディーラーオプションとして、「15インチタイヤ&アルミホイールセット」と「ルーフラックセット」も選択可能だ。
リューギ ワゴンは2016年1月に登場したモデルで、クラシカルなスタイリングに気品あふれる高級感と個性的な顔立ち、手作りゆえの希少性を備えている。車名の由来となった「流儀」は、「ある物事に対するその人なりの、やり方、スタイル」を意味している。
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大型で縦型のラジエターグリルに丸型ヘッドランプを配置し、メッキ加工を施した前後のバンパー部に厚みを持たせることで、ミディアムクラスながら堂々たる存在感を主張している。ラジエターグリル上面に貼付するエンブレムの素材には、伝統工芸のひとつである「七宝焼き」を採用し、少量生産ならではの拘りも見られる。