マセラティは、新型『グランカブリオ』のエントリーモデルを世界初公開した。この新型モデルは、490hpのガソリンエンジンを搭載。550hpの「トロフェオ」、100%電動の「フォルゴーレ」に加わる新しいモデルだ。
グランカブリオは、電動ソフトトップを採用する4人乗りのオープンカー。クーペの『グラントゥーリズモ』と同様、長距離ドライブにも大人4人が快適に過ごせる空間を実現。まさに「イタリアン・グランドツアラー」の精神と、イタリアのモデナブランドならではのパフォーマンスを体現しているのが特徴だ。
今回公開されたモデルは、ヴェルデ・ジャダのボディカラーに、ブラックのブレーキキャリパー、20インチ(フロント)と21インチ(リア)のホイールを装備している。
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インテリアは、アイスカラーの穴あき本革シートを採用し、ヘッドレストにはマセラティのトライデントロゴが刺繍されている。また、19スピーカーのソナス・ファーベル高級サウンドシステムや、3Dカーボンファイバーフィニッシュ、ダークフィニッシュのアダプティブフルLEDヘッドライトなど、贅沢な装備が施されている。
490hp仕様のグランカブリオは、3.0リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、最高速度は299km/h、0-100km/h加速は4秒で達成する。トロフェオと同様に、標準で4輪駆動システムとエアサスペンションを採用し、オープンエアでの走行時でも快適性を損なうことなく、高いパフォーマンスを発揮する。
マセラティは、より顧客のニーズに応えるためカラーパレットを刷新、ヴェルデ・ジャダのような新色も追加している。さらに、スポーティな志向の顧客向けに、3月からディーラーネットワークを通じて新型スポーツエキゾーストの受注も開始する。