case 3By LEROY
ニューRSスピーカーの特徴を、プロショップの実装インプレッションから検証していこうという当企画、第2回の今回は、愛知の実力店、LEROY(ルロワ)の小山さんのお話からご紹介していこう。
モデルケースとしてあげていただいたのはルロワのデモカー、プリウス。カロッツェリアXでいわゆる『デジアナ』システムを構築、しかも、サブウーファーとミッドベースをそれぞれブリッジ接続で鳴らすという、ハイレベルシステムを採用している。スピーカーはもともと旧RSを装着し、フロント3ウェイ+サブウーファー×2発というシステムレイアウトを組んでいた。まさにRSスピーカー、そしてカロッツェリアXを同店のクオリティで聴かせようというコンセプトのクルマだ。ということで、ニューRSの登場にあわせてさっそくスピーカーを付け替えた、というわけだ。
さて、装着して最初に小山さんが感じたこととは…。「分解能が高く、再現する音の数が多いですね。S/Nもいいです。あとは反応スピードが早く音がまとまりやすい。良いスピーカーですよ」
やはりニューRS、実力は相当なもののようだ。さらに小山さんはこんなことも言っていた。「RSであってRSでない、それくらい前のスピーカーとは違いますね」
かなりの進化を遂げたニューRS。しっかりとした取り付けを行えば、それに応えてくれるスピーカーだとも話してくれた小山さん。ショップとしてもやりがいある、良質なスピーカーであることは間違いないようだ♪
case 4By Wave 2 port.
お次は鳥取県の実力プロショップ、ウェイブトゥポートの山本さんにお話をお伺いした。モデルケースとしてあげていただいたのは、宇山さんのエアウェイブ。パイオニアカーサウンドコンテストのカーシアター部門で入賞した経験を持つ有名車だ。なんでも宇山さん、根っからのパイオニア・フリーク。そして熱きパイオニアカーサウンドコンテストのコンペティター。今回ニューRSへの変更を決めたのも、ずばり、パイコンで上位を狙うためなのだ。ちなみに以前に付いていたスピーカーはもちろん、旧RS。
さて、今回、新しいスピーカーに付け替えるにあたっては、取り付け位置を若干変更したとのこと。より良く鳴らすための微調整をしながら取り付けている。さらには、サウンドサスペンション製のリングアダプターをツイーターとミッドレンジの装着。そうして、組み上がったシステムから出る音を聴いて山本さんは、解像度が前モデルと比べて、ぶっちぎりで違うと感じたそうだ。さらには、S/Nの良さ、スピード(反応)の速さ、音の立ち上がりの速さにも舌を巻いたという。
ちなみに、取り付けたばかりだということもあって、音の立ち下がりが「速すぎる」とも感じたという。ただ、良いスピーカーにはよくある現象のようで、このあたりはエージングを進めることで、改善が見込まれるとのこと。鳴らし込むほどにさらによくなっていく予感は大。鳴らし込みながら調整を煮詰めていくことが今からとても楽しみなご様子。今年のパイコンが今から待ち遠しそうだった♪