三菱電機は10月23日、光で車の動きを伝える図形を道路に描く自動車向け「路面ライティング」のコンセプトを発表した。
同社が発表した「路面ライティング」は、ブレーキランプ、ハザードランプやウィンカーだけでなく、ドア開けや前進・後退など、車の動きを示す図形をアニメーション化して路面に投影するというもの。
ドライバーの顔が見えない状況でも、大きくわかりやすいライティングで、車の動きを直観的に察知することができ、他のドライバーや歩行者にゆとりを与えることで、夜間の歩行者事故抑制をはじめとする、道路環境の安全性向上への貢献を目指す。
なお、同コンセプトの一部は、「第44回東京モーターショー2015」に出展する同社コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」に搭載している。