トヨタ・モーター・ヨーロッパは10月13日、2015年1-9月のレクサスの欧州新車販売の結果を発表した。総販売台数は、1-9月としては過去最高の4万7977台。前年同期比は28%増と大きく伸びた。
車種別の1-9月実績では、新型SUVの『NX』が2万1344台を売り上げ、レクサス全体の4割以上を占める最量販車に君臨。2014年10月の欧州発売以来、優れた立ち上がりを示している。
NXに続いたのは、コンパクトハイブリッドの『CT200h』。1-9月実績は、7589台。また、『IS』は6646台。以下、『RX』が5732台、『GS』が1670台、『ES』が1164台、『LS』が247台。
注目できるのは、ISの最も売れたグレード。ハイブリッドの「IS300h」がIS全体の90%以上を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持を伸ばす。
レクサスは、「2015年通年では、6万台超えの販売新記録を達成するだろう」と説明している。