フェラーリ・ジャパンは10月23日、横浜市内で新型車『488 スパイダー』を日本初公開した。最高出力670馬力のV型8気筒3.9リットルターボエンジンや14秒で開閉可能な新型リトラクタブルハードトップを採用しているのが特徴。
フェラーリで極東エリアを統括するディーター・クネヒテル氏は発表会で488 スパイダーについて「新世代DCTを組み込んだ新型エンジンはスパイダー史上最もパワフルな加速およびピックアップ性能を発揮する。488スパイダーはフェラーリ伝統のオープントップV8スポーツカーの歴史に新たな一歩を刻むモデルとなる」と強調。
その上で「488スパイダーは、先代の『458スパイダー』の性能数値をあらゆる面で改善している。0-100km/h加速が3.0秒、0-200km/h加速は8.7秒、またフィオラーノサーキットのラップタイムは83秒に縮まった。その一方でCO2排出量比は0.39となっている。ドライバーの入力に対するレスポンスは単なる改善ではなく、数年前まではレーシングカーでなければ考えられなかったレベルまで飛躍的に進化、革新した」と説明した。