豊田合成は、ハンドルが振動することでドライバーに注意を喚起できる「警告機能付きハンドル」を開発。10月28日から開幕する「東京モーターショー2015」の同社ブースで体験型製品を展示する。
「警告機能付きハンドル」は、自動車の安全性向上を目的として開発。ハンドルに小型モーター等を用いた振動ユニットを内蔵し、ドライバーの意図なしに車線を逸脱した場合、モーターの回転によりグリップ部を振動させ、ドライバーに直接的に警告を与える。
開発品は、振動をグリップ部に伝え易くするために、振動ユニットとハンドル内部の芯金部を独自の方法で強固に締結すること等で、業界トップレベルの静穏性能を実現。警告時の振動強度を維持しながら発生する振動音を他社製品に比べ約50%に低減している。
開発品は10月22日に発表されたトヨタ『レクサスRX』などに採用された。