米国の自動車大手、フォードモーターは11月3日(日本時間11月4日未明)、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー15において、新型フォード『マスタング』のカスタマイズカー8台を初公開する。
新型の搭載エンジンはガソリン3種類。中でも注目は、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」の設定。この2.3「エコブースト」は、最大出力305ps以上、最大トルク41.5kgm以上を発生する。
自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンの最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを上回るスペックを発揮する。ダウンサイジングユニットならではの燃費の良さも備えている。
SEMAショー15では、この新型マスタングのカスタマイズカー8台を初公開する計画。その中の1台が、Bisimotoが手がけた新型マスタング。ハイライトは、2.3エコブーストのフルチューン。
ターボネティクスの大容量ターボチャージャーをはじめ、エンジンコンピュータやピストン、クランクシャフトを交換。吸排気系もチューンした。この結果、最大出力は900hpへ引き上げられている。