米国の自動車最大手、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMは11月18日、広州モーターショー15のプレビューイベントにおいて、新型ビュイック『ヴェラノ』の「ハッチバック」と「GS」を初公開した。
新型ヴェラノは2015年4月、上海モーターショー15で初公開。初代ヴェラノは2011年1月、デトロイトモーターショー11で発表。ビュイックブランドの小型ラグジュアリーセダンが、ヴェラノ。上海モーターショー15でワールドプレミアされたのは、2代目ヴェラノ。
新型ヴェラノの外観には、2013年のコンセプトカー、『リビエラ』と、1月のデトロイトモーターショー15で発表されたコンセプトカー、『アヴニール』の2台を、モチーフとして採用。ビュイックの伝統のクラシックさと、新世代のエレガンスやダイナミズムの表現が重視された。
今回、ビュイックはこの新型ヴェラノに、ハッチバックとGSを追加。両車は、新型オペル『アストラ』の車台をベースに開発され、GSは高性能グレードの位置付け。
パワートレインは、ハッチバックが直噴1.5リットル直列4気筒。GSが同じエンジンのターボ版、「1.5T SIDI」。GMの最新「エコテック」エンジンとしては、最もパワフルな最大出力170hpを発生する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DCG」を組み合わせている。