トヨタ自動車が2015年末、まずは日本国内で発売する新型『プリウス』。同車の米国価格が公表された。
4代目となる新型プリウスは、トヨタ自動車が推進する「もっといいクルマづくり」の思想のもと、PRIUS(先駆けの意)の持つ名のとおり、ハイブリッド技術にさらなる磨きをかけて登場した。
さらに、「Toyota New Global Architecture」(以下、TNGA)を初めて採用。優れた環境性能はもちろん、ハイブリッドシステムの軽量・コンパクト化や、ボディの高剛性化を図り、洗練された低重心のスタイルや走る楽しさを、より高いレベルで実現することを目指して、開発を進めてきた。
11月18日、米国トヨタ販売は、新型プリウスの米国価格を公表。ベース価格を、2万4200ドル(約298万円)に設定した。
これは、先代プリウスのベース価格から、据え置いた形。商品力を引き上げて誕生した4世代目となる新型だが、米国ではベース価格を据え置くことで、顧客へのアピールを強化する戦略だろう。