17日午前4時ごろ、神奈川県横浜市西区内の首都高速道路横羽線上りのランプウェイを進行していたトラックから出火。約30分で全焼する事故が起きた。人的な被害は無かった。走行中に異物を巻き込み、加熱したものとみられる。
神奈川県警・高速隊によると、現場は横浜市西区みなとみらい3丁目付近にある首都高横羽線・みなとみらい料金所の上りランプウェイ。トラックは高速道路に向かって進行していたが、運転していた川崎市麻生区内に在住する49歳の男性は車両に異常を感じたために停止。車外に出たところ、トラックの車体後部から出火した。
火は燃料タンクに延焼し、トラックは激しく炎上。地元消防が消火を行ったが、約30分で全焼した。運転していた男性にケガはなかった。
警察の聴取に対し、運転者の男性は「路上に落ちていたビニール袋のようなものを巻き込んだ」などと供述しており、警察ではこのビニールが駆動部分に巻き込み、異常加熱から出火に至ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。