世界最強、最速、最も高価と、3拍子そろったフランスのスーパーカー、ブガッティ『ヴェイロン』。同車の後継車の完全な姿が、海外の自動車メディアによってスクープされた。
これは11月26日、スペインの自動車メディア、『motor.es』に掲載されたもの。同メディアが、欧州の公道で走行テストを行うヴェイロン後継車の擬装のない姿の撮影に成功。読者にその画像を公開している。
最もパワフルな『ヴェイロン16.4スーパースポーツ』では、8.0リットルW16気筒+4ターボが、最大出力1200ps、最大トルク153kgmを発生。2010年には、市販車のギネス世界最高速記録431.072km/hを打ち立てたヴェイロン。その後継車は、どのように進化を遂げるのか。
同メディアによると、8.0リットルW16気筒+4ターボは、最大出力を1500psレベルへ向上。0-100km/h加速2.3秒という世界トップレベルの加速性能を実現しているという。
なお同メディアは、「ヴェイロン後継車の車名は『Chiron』で、2016年3月、ジュネーブモーターショー16でデビューする」とレポートしている。