いすゞの主力ピックアップトラック『D-MAX』がサーキット仕様に生まれ変わった。フェイスリフトした新型をベースに、オリジナルのエアロパーツで武装。車高もグンと落とされ、18インチのホイールに扁平タイヤを履く様はまさにレースカー。ブルーメタリックとレッドを組み合わせたボディカラーはド迫力だ。
レース用のセーフティカーをイメージして作られた「セーフティカー 1.9Ddi ブルー・パワー」だが、その名の通り、ベースとなっているのは新エンジンを搭載した「1.9Ddi ブルー・パワー」だ。最高出力150hp、最大トルク350Nmを発揮する1.9リットルのターボディーゼルに、6速の「スポーツシフト」マニュアルトランスミッションを組み合わせる。
セーフティカー仕様では、エクステリアだけでなくマフラー、コンピューターチューンなども施されているようだ。特注のエアロパーツとラッピング塗装を除いたカスタム価格は22万0900バーツ(約76万円)! カスタム好き、そしてピックアップ好きなタイの人々にとってはかなり気になる存在だったようで、ブースの入り口に展示されたこのクルマの周りには、常に人だかりができていた。