中東ドバイに本拠を置くWモーターズは11月、中東で開催されたドバイモーターショー15において、新型スーパーカー、『フェニア・スーパースポーツ』を初公開した。
Wモーターズは2012年、中東レバノンに設立された新興メーカー。2013年、ドバイに移転すると同時に、カタールモーターショー13において、『ライカン・ハイパースポーツ』を発表し、スーパーカービジネスに参入した。
ドバイモーターショー15で初公開されたフェニア・スーパースポーツは、ライカン・ハイパースポーツの後継モデル。リアのミッドシップには、ポルシェのチューナーとして知られるRUFが、『911』用をチューニングした4.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンが収まる。
このエンジンは、最大出力900hp、最大トルク122.3kgmを発生。トランスミッション7速デュアルクラッチ。0-100km/h加速2.7秒、最高速400km/h以上の圧倒的パフォーマンスを可能にする。
フェニア・スーパースポーツの開発には、マグナシュタイヤー社がテクニカルパートナーとして参画。わずか25台が生産される予定だ。