メルセデス・ベンツ日本は、全面改良した『Vクラス』の発売を2016年1月に予定している。
新型Vクラスでは、全長5380mm(標準車4905mm)、ホイールベース3430mm(同3200mm)、荷室容量1410~5500リットル(720~4500リットル)のエクストラロングを新設定した。
パワートレインは、2.2リットル直列4気筒BlueTECエンジンを搭載。ピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールシステムや電子制御可変ターボチャージャーなどにより、最高出力163ps、最大トルク380Nmを発生。トランスミッションは、7速A/T「7G-TRONIC PLUS」を搭載。燃費は15.3km/L(JC08モード)。
足回りには、「AGILITY CONTROLサスペンション 」を採用。フロントにマクファーソン式、リアにセミトレーリングアーム付独立懸架式を搭載。ローダウンするとともにスタビライザーを採用することで、ロールが減少し、高い走行安定性を実現する。
エクステリアは、彫刻的なアローシェイプのボンネットが、スリーポインテッドスターを中央に配したラジエターグリルと連なり、メルセデスらしい気品溢れるフロントマスクを形成する。ヘッドライトには、走行状況や天候に応じて配光モードを自動 で切り替える「LEDインテリジェントライトシステム 」を採用。
インテリアは、シート、ステアリングホイール、シフトレバーなど随所にナッパレザー など厳選された高級素材を採用。また、間接照明により夜間の室内に高級感を演出するアンビエントライトも採用している。
安全装備では、「レーダーセーフティパッケージ」を始めとする様々な安全装備を設定。また “360度カメラシステム”に加えて、縦列駐車や車庫入れがボタン操作で支援してくれる“アクティブパーキングアシスト”を標準装備する。
価格は535万~730万円