日産自動車とBMWは12月21日、米国市場における急速充電ステーションの整備で協力すると発表した。
今回の発表は、日産のEV『リーフ』と、BMW「i」ブランドのEV『i3』の双方の顧客にとって、メリットが大きい充電インフラの拡張が目的。
具体的には、米国19州に、合計120基の充電ステーションを整備する計画。この充電ステーションには、デュアルポートの50kW急速充電システムを導入する。
バッテリー(二次電池)の80%の容量なら、およそ20-30分で充電可能。なお、充電ステーションは日産方式の「CHAdeMO」、BMW方式の「SAE Combo」の両コネクターに対応する。
日産のアンドリュー・スピーカー氏は、「BMWと協力して急速充電ステーションを増やし、米国のEVの顧客の安心を高めたい」とコメント。BMWのクリフ・フィエトゼック氏は、「日産とともに、多くのドライバーが長距離走行を容易にすることに注力していく」と述べている。