米国の自動車大手、FCA USのクライスラーブランドは1月11日、米国で開幕したデトロイトモーターショー16において、新型ミニバンの『パシフィカ』を初公開した。
同車は、クライスラーのミニバン、『タウン&カントリー』の後継モデル。先代モデルのデビューから7年が経過してのモデルチェンジを機に、車名をパシフィカに一新した。
パシフィカはミニバンセグメントにおいて、機能性や使い勝手、技術などの面で、新基準を打ち立てることが目標。そのために、車台を新開発。乗り心地やハンドリング、NVH性能でクラスをリードすることを狙う。
装備面では、ミニバンセグメントで初の装備を、約40導入。とくに、安全性とセキュリティ面では、100以上の装備を、標準またはオプションで用意した。具体的には、360度のサラウンドビューカメラ、駐車アシスト、アダプティブクルーズコントロールなどがそろう。
パワートレインは、ガソリンが3.6リットルV型6気筒「ペンタスター」。最大出力287hp、最大トルク36.2kgmを引き出す。アイドリングストップを組み込み、環境性能を引き上げている。