“カーエレクトロニクス”製品の中から、注目すべきアイテムを厳選してご紹介している当コーナー。今月は、「安心&安全」をサポートするメカを取り上げている。第2回目となる今週は、「ワイヤレス タイヤ空気圧センサー」をピックアップする。
クルマの各パーツの中で、「安心&安全」との関わりがもっとも深いものの1つがタイヤだ。にもかかわらず、日々、これを点検しているドライバーは意外と少ないのではないだろうか。確かに、頻繁にトラブルが起こるものでもないので、それほどナーバスになる必要はないのかもしれない。しかし、いざトラブルが発生したときには、重大な事故につながるリスクをはらんでいる…。
タイヤのトラブルでやっかいなのは、異変が起こり始めてもそれに気づきにくいことだ。運転中には目視で確認できず、対応が後手に回りがちとなるのだ。
しかしながら、この『Airmoni(エアモニ) X』(発売元:プロテクタ)があれば安心だ。当アイテムは「ワイヤレス タイヤ空気圧センサー」であり、これを用いることで、タイヤのトラブルにいち早く気づくことが可能となる。
当アイテムの仕組みは以下のとおり。タイヤのバルブキャップを外しセンサーを取り付ける。そのセンサーが空気圧とタイヤの温度を常に計測し、情報をワイヤレスでレシーバーに送信。その情報がモニターに表示され、ドライバーはタイヤの状態を常に確認できるようになる。そして、もしも空気圧と温度のどちらかが設定範囲を超えたなら、当機がそのことをドライバーに警告してくれるのだ。
また、ちょっとした加圧・減圧もわかるので、常に適正な空気圧を維持できる。結果、タイヤの寿命も延び、低燃費走行にも貢献する。
レシーバーがスタイリッシュであることも当機の特長だ。また、レシーバーは充電式なので、普段は完全にワイヤレスで作動する。コードがインテリアの美観を損ねることもない。
なお、『Airmoni X』の姉妹品として『Airmoni 3』があるのだが、こちらは設定空気圧の範囲が相当に広い。キャンピングカーや小型トラック等まで、幅広い車種に対応する。車格の大きなクルマにお乗りの場合には、こちらの製品もチェックしてほしい。
タイヤの状態管理ができるようになれば、日々のドライブの安心感がぐっと高まる。「安心&安全」の度合いを高めようと思うなら、「ワイヤレス タイヤ空気圧センサー」の導入を検討して損はない。