去る4月10日、群馬県・群馬サファリパーク第2駐車場にて、『ACM 群馬』が開催された。サウンドコンペとドレスアップコンテストが絶妙にミックスされた当イベント。
春らしい絶好の陽気にも恵まれ、平和に、そしてホットにプログラムは進行し、参加者の笑顔が絶えない、充実の時間が流れた。当サイトでは今日明日の2回にわたり、登録店からエントリーした注目車両をご紹介していく。
TOYOTA・ヴェルファイア(オーナー/高橋 翼さん)by ガレージA







高橋さんは、理沙さん、世那ちゃんとともにヴェルファイアで参加した。搭載システムは以下のとおり。ソースユニットがiPhone+アルパインのビッグX、プロセッサーがブラム、パワーアンプがJLオーディオの4chモデル×2台、フロントスピーカーにはグラウンドゼロの2ウェイを採用し、サブウーファーにも同じくグランウンドゼロの12インチモデルを使っている。当システムが完成したのはイベントの前日。以前から乗っていたクルマに搭載されていたスピーカーを移植し、新たにプロセッサーとアンプを追加したとのことだ。
そのサウンドは全体がクリアで、かつステージが広く立体的。低域にパンチがありつつも全体は至ってバランスが良い。聴いていて楽しくなるグッドサウンドを響かせていた。
HONDA・アコードワゴン(オーナー/新井さん)by カスタマイズファクトリーナックス







先の『東京オートサロン2016』でセンセーショナルなデビューを果たした、新井さんのアコードワゴン。本革、リアルカーボン、アルミ、そしてLEDを用いて、豪快かつ繊細に仕上げられたインテリアには、ただただため息をつくばかりだ。そしてカスタムに負けじとシステムレイアウトもハイグレード。ソースユニットがダイヤトーンサウンドナビ、それ以外のユニットはすべてロックフォードでまとめ上げられている。パワーアンプにはT1000-4×2台、T2500-1bdCP×3台を採用し、サブウーファーはT3(19インチ)×1発 & T1(12インチ)×2発、そしてそれ以外のスピーカーはすべてT5というゴージャスな布陣。カスタムにも音にもこだわり抜いた、珠玉の1台だ。
HONDA・オデッセイ(オーナー/美代絋貴さん)by サウンドウェーブ







ショーカー的なド派手なカスタムを身にまとった美代さんのオデッセイ。去年の10月にリアドアを作り込み、現状の形が完成されたという。システムは、ソースユニット(カロッツェリアのAVヘッド)以外のすべてをロックフォード・フォズゲートで統一。パワーアンプはT1000-4adを2台、T1500-1bdCP、T400-2、T600-4の計5台を使用している。フロントスピーカーにはT3をチョイスし、ドアに2セット、“バーチカルツイン”仕様でインストール。リアドアには外向き用としてパンチプロの10インチとブレッドツイーターを2発ずつ装備する。「楽しく聴きたい」とのことで、室内の音質にも手抜きなし。重い低音とクリアで伸びやかな中・高音が印象的だった。
SUBARU・レガシィ(オーナー/井上和良さん)by アークライド





カーオーディオ歴は約3年という井上さんは、レガシィで参加した。現状のシステムは、完成してまだ2週間とのことだった。カロッツェリアのサイバーナビをソースユニットとして活用し、それ以外はすべてロックフォードで固めている。パワーアンプは計2台使用し(T1000-4adとT1500-1bdCP)、フロントスピーカーにはT4を採用している。サブウーファーはT1の30cmモデルだ。普段は女性ボーカルを中心に聴いているという井上さん。カーオーディオの魅力は?と問うと「好きな音楽を自分だけの空間で存分に楽しめること」と話してくれた。今後に向けては、ソースユニットとプロセッサーのステップアップが目標とのこと。進化はまだまだ止まらない。
SUZUKI・ワゴンR(オーナー/渡辺惠一さん)by カーファイ






3台のオーディオカーを所有しているという渡辺さんは今回、Hi-Fiマシンである当ワゴンRで登場。使用システムは以下のとおり。ソースユニットにはカロッツェリアXのRS-D7Xlllを採用し、それ以外のユニットはすべてロックフォード。パワーアンプには名機T1000-4に加え、T2500-1bdCP、T600-4を各1台ずつ採用している。フロントスピーカーにはフラッグシップモデルであるJ5を、サブウーファーにはT2(2発)をそれぞれチョイス。当システムは約3年前に完成したとのことだが、サウンドチューニングはエージングの進行とともに常に、確認・再調整をしてきたという。その音は至って濃密、Kカーとは思えないステージの広さにも驚かされた。