もっともホットなカーエレアイテムである「ドライブレコーダー」。装着率の急上昇も、まだまだ止まる気配がない。それを受け、新製品のリリースラッシュも依然継続中である。この状況が続くほどに、買うべきモデルの見極めも、ますます難しくなる傾向にある…。
そんな状況を打破していただくべく、「ドラレコ」選びの“傾向と対策”をお贈りしている。その2回目となる今回は、「タイプ違い」について掘り下げていく。
最初に、取り付け方の違いで分けてみよう。大きく3タイプに分類できる。1つ目は、もっともスタンダードな「ガラス貼り付け型」、2つ目は「ルームミラー裏取り付け型」、そしてもう1つが「ルームミラー一体型」だ。
「ガラス取り付け型」は、一旦角度等を定めてしまえば、後から調整が必要になることもなく使いやすい。しかし、フロントウインドウの角度によっては装着が不可となる場合があるので、その点には注意が必要だ。
対して「ルームミラー裏取り付け型」は、対応車種が幅広く、取り付けも比較的に簡単なものが多い。ただし、ルームミラーの角度を頻繁に変える可能姓がある場合(運転者が複数想定されるクルマの場合)は、不向きかもしれない。ミラーの角度を変えるたびに、カメラの向きの微調整が必要となるからだ。
3つ目の「ルームミラー一体型」は、後付け感が少ないのが最大のメリットだ。インテリアに馴染むモデルがお好みならば、こちらをチェックして損はないだろう。
ところで、カーナビと連携するタイプの「ドラレコ」もいくつかあるのだが、使いやすさでいうとこのタイプにはメリットあり、お薦め度は高い。
市販カーナビを使っていて、ご自分のナビと連携する「ドラレコ」が発売されていたなら、ぜひともそちらもチェックしよう。ナビと連動していると、映像をナビの大画面で確認でき、ナビならではの自車位置精度の高さも活きてくる。位置情報の記録がより正確になるのだ。取り付けタイプの選択肢は低くはなるが、「ドラレコ」としての機能、性能は、高まる傾向にあるのだ。
今週はここまでとさせていただく。次週以降もさらに突っ込んだ分析を継続していく。