8月7日（日）に宮城県のスポーツランドSUGO駐車場で開催されたカスタム & カスタムオーディオカーの集い、ACG東北が今年も開催された。年々会場の傾斜がキツくなってきているのだが、会場に集まったハイレベルなクルマを見るとテンションも一気に上がってくる。今回もPush on! Mycar-life登録店からエントリーした精鋭車両をご紹介。
HONDA オデッセイ（オーナー／湯浅卓也さん）by ガレージA
群馬県のガレージAからIASCAチャレンジにエントリーして見事優勝した湯浅さんのオデッセイ。ソースユニットは詳細に説明すると非常に長くなるのだが、HELIX Proを軸としたハイレゾ対応システムを搭載。見た目上はフロント4way＋ラゲッジに埋め込まれたサブウーファー2発の仕様なのだが、今回はあえてスーパートゥイーターを使わずにフロント3way＋サブウーファーシステムでエントリー。4way時の華やかさは薄れたのだが、理路整然と正確な音調が素晴らしく、一流のHi-Fiサウンドとしてハイレベルな仕上がり。これ以上を求めるならば型落ちしているスピーカーのグレードアップとなるであろう。
TOYOTA クラウンハイブリッド（ショップデモカー）by サウンドウェーブ
茨城県の老舗ショップ、サウンドウェーブのデモカーであるクラウンハイブリッド。着実に増えているブランド、ハーモテックを中心としたHi-Fiシステムを搭載。ソースユニットはハイエンドオーディオ定番のcarrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P99Xとし、フロント3way＋リアトレイに2発のサブウーファーを搭載。ラゲッジには立体的に組み上げられたパワーアンプが設置されている。良い意味で非常に特徴的な音を奏で、濃厚で艶やかな音色が心地良く感じる。程良い解像度を持ち独特な空間表現がオンリーワンを感じさせる特別なクルマに仕上がっていた。常時店頭にあるクルマなので是非とも試聴して欲しい。
BMW 335i（オーナー／山縣昌人さん）by LCサウンドファクトリー
栃木県のLCサウンドファクトリーからEMMA チャレンジAMAへエントリーした山縣さんの335i。ソースユニットは最高峰CDプレーヤーとなるcarrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P99Xの組み合わせで、Rockford Fosgate J5をアウターで装着。シートバックに見えるサブウーファーはイメージダイナミクスをチョイス。ラゲッジにはモスコニのパワーアンプが設置されている。繊細さとパワー感を見事に両立させている音調で、立ち上がりのスピード感を合わせ持ち、立体的なステージングと空気感が美しく表現されているクルマであった。
NISSAN ジューク（オーナー／伊東健二さん）by くるまや工房
千葉県のくるまや工房からEMMA チャレンジAMAにエントリーした伊東さんのジューク。ソースユニットにはソニー ウォークマンを使い、フロントスピーカーには名機ボストンプロをAピラーとドアにアウターでインストールしている。ラゲッジにはフラットにポートチューンされたJLオーディオのサブウーファーとボストンのパワーアンプが設置されている。キリリと引き締まった高解像度 & 高レスポンスのボストンサウンドを再現。スピード感ある低域も心地よく機材の特徴を上手く引き出している印象だ。
TOYOTA ファンカーゴ（オーナー／プリンス園部さん）by Warps
広島県の新鋭ショップであるワープスから1100キロの道程を経てACGコンパクトカー & エコカー部門にエントリーしたプリンス園部さんのファンカーゴ。ソースユニットはcarrozzeria DEH-P01として、その他のユニットは全てRockford Fosgateで統一。ホワイト・グリーン・オレンジを基調に内装をコンプリート。各パーツは特徴的な曲線が多用されていて、とにかく手数の多さが感じられる。パーツごとの精度も非常に高く、細部にこだわった迫力あるインストールが素晴らしさとショップの技術力が良く現れていた。
