日産自動車は9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、新型『マイクラ』(日本名:『マーチ』)を初公開した。
新型マーチは5世代目。世界最大のハッチバック市場の欧州をターゲットに開発された。ボディの長さを特徴づける印象的なキャラクターラインをはじめ、人目を惹くデザインが特徴。
新型のボディは、歴代のモデルと比べて、低く、幅広く、室内空間は広い。新型のボディサイズは、全長3999mm、全幅1743mm、全高1455mm、ホイールベース2525mm。現行モデルに対して、174mm長く、77mmワイド、55mm背が低い。ホイールベースは75mm延びた。
安全面では、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化するインテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止支援システム(LDP)など、上級セグメントモデルに搭載の先進技術を採用。ダウンサイズエンジンと先進的な空力性能が、効率的かつ俊敏な走りを実現する。
日産自動車のカルロス・ゴーンCEOは、「5代目となるマイクラは顧客に何をもたらすことができるのか、何をもたらすべきなのかという期待を高めてくれる車」と、自信を示している。