米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックが8月中旬、米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で初公開した『エスカーラ コンセプト』。同車がモーターショーデビューを飾る。
これは、米国で11月中旬に開催されるロサンゼルスモーターショーの主催団体が明らかにしたもの。「キャデラックが、エスカーラ コンセプトをモーターショーデビューさせる」と発表している。
エスカーラ コンセプトは、今後のキャデラックのデザインとテクノロジーに対する理念を明確化する1台。キャデラックが進める拡大路線を、新たな段階へと導くコンセプトカーになる。
エスカーラ コンセプトは、ドライバーが走りを楽しむための車であるとともに、快適な乗り心地を味わうためのフラグシップセダン。大型の4ドアセダンは、大胆なリフトバックデザインが特徴。
ボディサイズは、全長5347mm、全幅1948mm、全高1455mm、ホイールベース3228mm。キャデラックの市販車の最上級車、『CT6』よりも約160mm長い。『エスカーラ』は、スペイン語で「スケール」を意味し、CT6よりもさらに格上の存在感を持ち合わせた最高級セダンとした。
パワートレインは、新開発の4.2リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン。このエンジンは、今後キャデラックの市販車に採用される予定。アクティブ・フューエル・マネージメントテクノロジーを採用。4気筒での運転によって、燃料消費量を抑えることを可能にしている。