BMWグループのMINIの主力車種のひとつ、『MINIカントリーマン』(日本名:『MINIクロスオーバー』)。同車の次期モデルに関して、公式スクープ(?)画像が公開された。
これは10月17日、MINIが明らかにしたもの。次期MINIクロスオーバーの開発プロトタイプ車両の姿を、初めて公開している。
MINIクロスオーバーは2010年1月、欧州で発表。MINIならではの愛らしいルックスやゴーカート感覚のハンドリングはそのままに、背の高いSUVフォルムに仕立てたモデルだ。ハッチバック、『クラブマン』、『コンバーチブル』に続く第4のモデルレンジで、MINIブランド初のクロスオーバー車。
ボディサイズは全長4097mm、ホイールベース2595mm。ハッチバック(当時)と比較すると、全長は397mm、ホイールベースは130mm長い。大型化したボディの効果で、室内には大人4名に充分な空間を確保。前後席を貫くようにレイアウトされるのが、「センターレール」と呼ばれる装備で、このレール上を収納ボックスやカップホルダーが移動するアイデアが導入された。
このMINIクロスオーバーが、デビューからおよそ7年で、2世代目にモデルチェンジを果たす。今回MINIが公開したのは、次期型の開発プロトタイプ車両。MINI独特のカモフラージュが施されたフロントマスクには、最新MINIのデザイン言語が反映されているようだ。