読者の皆さま、こんにちは! ホットワイヤードの三輪が、海外のカーオーディオ情報をお伝えいたします。今回も前回に引き続き、EMMAジャッジとしてご招待いただきました、『EMMA RUSSIA FINAL 2016』の模様をリポートしていきます!
会場のスクエアはこんな感じ。クルマがたくさん入って、エントラントの皆さんはコンテストの準備です。
こちらがステージです。
出店では手作りのスイーツなんかも売られていました。
では、コンテストの参加車両をご紹介していきますね。クルマはほとんどが日本車でした(街中も同じく…)。マークXなどのセダンも多いのですが、特に多いのはSUVとか4駆。
てゆーか、これは6駆? オーディオカスタムでコンテストにエントリーしていた車両でした。
こちらは、日本では絶滅したハイパフォーマンス4駆。パジェロのEVOです。
これは、もしかして、いすゞのビークロスでしょうか?
このパジェロEVOは、ジェシカの胸が立体になっています。
こちらはロシア独特のカテゴリー、「レトロ」。主役は日本の昭和のクルマです。もちろんただ古いだけのクルマではなくて、程度の良い価値の高い車両です。どうやって手に入れたのでしょうか? 新車当時のカタログまであります。
おっ! やっぱここでも86? おれは86のことはちょっと詳しいんだぞー、と言いたい気持ちを抑えつつ…。と思いきや、なにかが違う…。ドアが4枚あるし…。どうやらVISTAのようでした…。マニアックです…。
こちらはロシアですごく流行っている、ゆるキャラのようですね。このように、ぬいぐるみやステッカーを貼っているクルマが異常に多かったです。そしてこの方、僕にものすごくアピって来るので、後で調べてみたら、「どーもくん」というNHKのキャラクターのようでした。知りませんでした、すみません…。
そんなロシアでのカーオーディオのトレンドは、ズバリこれです。トランクいっぱいにスピーカーをインストールというのは良くあるのですが、ドアいっぱいにスピーカーをインストールするのです。
どうやってこんなドア作ったんだ!? ドアからはみだしとるがや…。でも,ちゃんと閉まるし、人も乗れるんですよね。
このクルマはもはや自重を支えきれずに、地面から金属の棒で支えられていました。車内も遠慮なく補強しまくり。ルーフに貼ったデッドニング材はむき出しのまま…。いろいろとワイルドですね。
音質系のカスタムが施された、いわゆる「ストックインストール」の人でも、16cmのスピーカーを1セットだけ、なんてエコなことは言いません。最低でもダブルミッド!
こちらは、音質系のカスタム車両。正しいステレオサウンドを再生するためのカスタムが施されています。しっかり作られたドアスピーカーと、ピラーの作り込みが特徴的です。どのこの国へ行っても、“世界共通”な感じです。
正しくサウンドステージを再現するためには、特にミッドレンジとツイーターの取り付けが重要なのです。EMMAのコンテストでハイスコアを得るには、正しいステレオサウンドを再生する必要があります。そしてそのためには、このような取り付方をするのが、理想的なんですよね。見事に垂直に並んだフロント3WAYスピーカー。
インストールスタイルにおいて、ロシアって独特だなと感じたのが、トランクです。トランクのウーファーは、箱載せっぽいクルマが多いので、どうしてかな? と思っていたのですが、これにはお国柄的な理由があったのです。
スペアタイヤや工具が必要な時には、トランクのウーファーボックスを降ろせるようにしてあるのです。イベント会場まで3000km自走とか普通にやるし、道路がガタガタなので、よくパンクするのです…。スペアタイヤや工具がないと、ホントに死ぬかも知れないのです。
こちらはアンプラックが電動でせり上がるギミック付きのクルマ。なぜそんなことをしたか言うと、スペアタイヤにアクセスするためなんですよ。
こちらは、ロシアで一番人気の女性D1ドライバー、EKATERINAさんのS15シルビア。写真集を出すほどの美人なのですが、お話に夢中で写真を撮るのを忘れました(泣)。
では、また!