1月3日(北米時間)、米国ラスベガスでは世界最大の家庭用電化製品の展示会「CES 2017」の開幕を5日に控え、「CESアンヴェールド・ラスベガス」が開催された。会場は例年通りマンダレイ・ベイ・ホテル。
「CESアンヴェールド」はメディア向けに世界最先端の家電製品やソリューションが発表、展示される。世界各地で開催されるCESの中でも、特に本家であるラスベガスのCESには大きな期待と注目が集まる。
今年のアンヴェールドでは自動車関連の出展はほぼなし。あったものは自分で手軽に取り付けられる後方カメラ(モニターはスマホを使用)や、すでに市場に出ているクルマのメーター程度に限られていた。逆に数が多く目立ったのはドローンやVR、そしてスマホ連携の出展だった。
特にスマホ連携の出展は数もバラエティも豊かで、直接取り付けて360度の写真や動画が撮影できるカメラやソーラーパネルで充電できるケース、視力を自分で測れるようになるアクセサリやシャワーと連携して自分の好きな温度などをスマホに保存できる機能などが出展、紹介された。
ドローンもVRもスマホも、すでにある既存の製品にいかに付加価値をつけていくか、そんなアイデアが満載のアンヴェールドとなった。
4日はプレスデーとなっており、メディア向けに各社がプレスカンファレンスを行う。CES 2017の開催は5日から8日だ。