積水化学は1月18日、東京ビッグサイトで開幕した「第9回オートモーティブワールド/第9回国際カーエレクトロニクス技術展」に出展した。
オートモーティブワールド2017には、同社の高機能プラスチックスカンパニー車輌・輸送戦略室が出展。自動車業界では、近い将来の自動運転の実現に向けた開発が活発化しており、センサーやカメラなど、さまざまな電気/電子制御部品の搭載が見込まれている。その技術は、さらに高度化・高機能化し、安全性能への要求もより一層高まっている。
積水化学は「安全・環境・快適・軽量化」をキーワードに、高機能プラスチックスカンパニーを中心とした製品・技術をオートモーティブワールド2017に結集させた。
自動車のフロントガラス全面に情報を表示できる「自発光中間膜」(開発品)をはじめ、自動車のEV化に向けて、「軽量化・EMC(電磁波対策)・放熱・耐火材料」の組み合わせによる「バッテリー筐体」(コンセプトサンプル)を展示。
さらに、スピードメーターやカーナビなどの液晶パネル向けテープ「機能フォームテープ#5200」「高透明両面テープSSV/HSV」、熱伝導性に優れた「エポキシ系放熱材料」、「熱伝導性クッション材料」など、自動車用エレクトロニクス部品や車体の軽量化に貢献する製品について、デモ機やパネル展示を通じて紹介している。