ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は6月26日、BMW『535i』などのジョイントディスクに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『1シリーズ』の「135iクーペ」、『3シリーズ』の「335i」、「335iツーリング」、「335iクーペ」、「335iカブリオレ」、『5シリーズ』の535i、「535iツーリング」、「535iグランツーリスモ」、「550i xDriveグランツーリスモ」、『640iカブリオレ』、『740i』、『Z4 sDrive 35i』の12車種で、2010年12月9日~2011年5月30日に製造された437台。
動力伝達装置において、プロペラシャフトとトランスミッションを接続するジョイントディスクの製造が不適切なため、強度不足のものがある。そのため、駆動トルクによりディスクが破損し、そのままの状態で使用を続けると、走行中に異音が発生、最悪の場合、プロペラシャフトが外れ、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、ゴム製のジョイントディスクに交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。