アウディのコンパクトクロスオーバーSUV、『Q3』次期型プロトタイプを至近距離から撮影することに成功した。
ハロゲンヘッドライトや小さいホイールサイズからエントリーモデルの開発車両と思われるが、注目したいのはヘッドライトのアウトラインだ。内側は『A4』や『A8』新型のようなシャープなデザインだが、外側に向かって段差があり幅広になっている。リアのコンビネーションランプ形状も共通のメージとなりそうだ。偽装の可能性もあるが、新しいアウディSUVのデザインラインが採用されると見て間違いないだろう。
また8角ワイドグリルや新デザインのエアダクトなど、フロントエンドは全面的に刷新されていることが確認出来る。
プラットフォームには、フォルクスワーゲングループの「ユキビタスMQB」を採用。ホイールベースを50mm延長し、全長で60mm、全幅も50mm拡大される他、トランクルームは420リットルへと実用性が向上するという。また室内は「バーチャルコックピット」が採用される。
パワートレインは、1.4リットル直列4気筒TFSIエンジン、及び2リットル直列4気筒TFSIエンジン、1.4リットルTFSIエンジンとモーターを組み合わせたPHEV「e-tron」のほか、EVモデルの投入も期待出来そうだ。
ワールドプレミアは、2018年秋と思われるが、PHEVやEVモデルは2019年になるだろう。