アストンマーティンの2ドアクーペ『ヴァンテージ』次期型プロトタイプを捉えた。これまでもその姿がスクープされてきたが、今回の注目はルーフに取り付けられた怪しげなレーダーらしき存在だ。次期型では、高精度な自動運転技術の搭載が予想され、その開発車両の可能性が高い。
黄色のカモフラージュが施された車両からは、『DB11』譲りの大型クラムシェルフード、ワイドなエアインテーク、薄型ヘッドライト&テールライト、「ヴァンキッシュS」を彷彿させるアグレッシブなディフューザーなどが確認できる。そのシルエットは映画『007 スペクター』に登場した『DB10』を彷彿させるものとなっている。
パワートレインは、AMG製4リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力は500ps以上、0-100km/h加速3.9秒、最高速度は306km/h以上のパフォーマンスと噂される。また、DB11に搭載される5.2リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載するモデルもラインナップされる可能性が高いほか、ハイブリッドモデルも期待される。
ワールドプレミアは2017年内。V12モデルは2018年になりそうだ。自動運転技術の搭載となれば、アストンマーティン初。未来のスポーツカー像に一石を投じるモデルとなるか、目が離せない。