ドイツ・ニュルブルクリンクが秋のテストシーズンに突入した。2017年春にも『DB11』のミュールボディで開発テストをおこなっていたアストンマーティン『ヴァンテージ』次期型が、新型ボディをまとい再び現れた。
エクステリアはすでに何度も目撃されている通り、映画『007スペクター』に登場した『DB10』を彷彿させるシルエット。ヘッドライト、サイドミラー、テールライトなどのディティールも、ほぼ市販版と考えてよさそうだ。
プロトタイプに搭載されているのは、最高出力は503psを発揮するAMG製4リットルV型8気筒エンジンと思われる。0-100km/h加速は現行モデルの5秒を大幅に更新する3.9秒のハイパフォーマンスと予想されている。これは現行ヴァンテージ V12Sの3.8秒に迫る加速力だ。
アストンマーティン初となる、自動運転技術の搭載も期待される新型のワールドプレミアは、2017年内が有力。遅れてV12モデルやハイブリッドも投入されるだろう。