SUBARU(スバル)は9月12日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2017において、新型『インプレッサ』の欧州仕様車を初公開した。
初代インプレッサは1992年に発売。世界累計販売台数は、およそ250万台。欧州では、累計およそ25万台を販売しており、スバルの欧州主力モデルのひとつ。
新型インプレッサは、スバルの新世代グローバルプラットフォームを初採用。安全性能や走行性能を高めた。また新型には、スバルの新デザイン言語、「ダイナミック×ソリッド」を全面採用。さらに、内外装の質感も大幅に引き上げている。
欧州仕様のエンジンは、2.0リットルと1.6リットルのガソリン2種類。中でも新型には、新開発の直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを核としたシンメトリカルAWDシステムを導入。従来の自然吸気エンジン比で、約80%の部品を刷新するとともに、軽量化することで、出力と燃費の向上を追求した。トランスミッションには、改良型リニアトロニック。
欧州仕様にも、最新の「アイサイト」を採用。緊急時に、自動的にブレーキやアクセルを制御して衝突回避を支援するほか、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、レーン逸脱警告、ミリ波レーダーによって後方車両の接近を知らせる「スバルリアビークルディテクション」(SRVD)などを搭載している。