メルセデスが、2017年3月のジュネーブモーターショーで初公開した4ドアスポーツ『AMG GTコンセプト』の市販型が、2018年1月に開催されるデトロイトモーターショーで正式発表されることが確実となった。
これはメルセデスAMG社のトビアス・ムアースCEOがインタビューで語ったもので、『AMG E63』と同じプラットフォームをベースに開発されているという。今回、レスポンスの兄弟サイトSpyder7では、その最終デザインと思われるレンダリングCGを入手した。
市販型のグリルはAMGの象徴「パナメリカーナ」グリルに変更され、LEDヘッドライトは新グラフィックになり、ブーメラン型デイタイムランニングライトが装備されている。またエアインテークやバンパーは、優れたダウンフォースを生む新デザインが取り入れられているようだ。
スタイルはポルシェ『パナメーラ』やアウディ『A7』のようなファストバックボディで、コックピットにはデュアルディスプレイを装備するはずだ。
コンセプトモデルのパワートレインは、最高出力805psを発揮する4リットルV型8気筒と「EQ POWER+」を組み合わせたハイブリッドとされていたが、市販型では600ps程度までデチューンされる他、ガソリンエンジンもラインナップされると予想されている。
発売は2018年後半で、車名は当初噂されていた「AMG GT4」の可能性は低いとレポートされている。