三菱電機は、10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催(一般公開は10月28日から)される「第45回東京モーターショー2017」にて、新開発の自動車向け「安心・安全ライティング」技術を出展する。
現在、歩行者の交通死亡事故の約6割は夜間に発生しており、ライトを使った安全性向上が求められている。また、挙動が歩行者や他車には分かりにくい自動走行車両の課題として、車とその周囲とのコミュニケーション技術向上も挙げられている。
三菱電機では、これらの課題に対応するため、光でドア開けや車の後退を事前に周囲の歩行者や車両に伝え、事故を未然に防ぐ技術を開発。東京モーターショーにて「後退をお知らせする表示」「ドアを開けることをお知らせする表示」を紹介する。後退やドア開けなどの車の動きがわかりやすい表示デザインと、気づきやすい照射位置とし、ドア開け時にはドア内側に設置したセンサーと連動し、適切なタイミングで表示点灯を開始。路面ライティングとボディーライティングの併用により、遠くにいる周囲の歩行者や車両にいち早く車の動きを通知する。