BMW『M3』の頂点に君臨する『M3 CS』が現行「F80型」に投入される。その市販型プロトタイプの姿を初めてキャッチした。1988年に登場した、「M3エボリューション」の系譜を継ぐスーパーセダンの誕生だ。
ブラック仕上げのMキドニーグリル、エアインテーク付きリップスポイラー、ボンネットのエアスクープ、大型リアスポイラーを装備したアグレッシブなエクステリアは迫力満点だ。カーボン製エンジンフードの下には、『M4 CS』から受け継ぐ3リットル直列6気筒エンジンを搭載し、最高出力460ps、最大トルク550Nmという圧倒するパフォーマンスを持つ。
タイヤは「ミシュラン・パイロットスポーツカップ2」を装着。M社のテクノロジーと軽量カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)コンポーネントにより、ニュルブルクリンクを7分40秒未満で走ると予想されている。
ワールドプレミアは、2018年3月、スーパーカーの祭典であるジュネーブモーターショーが有力視されている。