メルセデスベンツが、2017年4月の上海モーターショーでワールドプレミアしたブランド最小サルーン、『コンセプトAセダン』の市販型プロトタイプを鮮明にカメラが捉えた。
その名の通り、『Aクラス』第4の派生モデルとなる4ドアセダンだ。Aクラスベースの4ドアセダンでは『CLA』が存在するが、4ドアクーペ的な立ち位置のCLAに対しAクラスセダンは、トランク部分を独立させたよりオーソドックスなセダンスタイルとなる。
プロトタイプからは、スポーティさを感じさせる高いベルトラインと吊り上がったシャープなヘッドライトが確認できる。またテールライトはコンセプトモデルやCLAのように、ボディサイドへ広がるデザインが採用される可能性が高い。
「コンセプトAセダン」では、AMGモデルの特徴であるパナメリカーナグリルが装着されていたが、市販型では不明だ。ボディサイズは全長4570mm、全幅1870mm、全高1462mmとAクラスハッチバックと比較してかなり広い室内となりそうだ。
パワートレインは、1.5リットル、又は1.6リットルガソリンエンジンや2リットルターボディーゼルが予想されている。
日本導入は2019年が有力だ。