ポルシェ初のピュアEVモデル『ミッションE』市販型プロトタイプが、高速テストのためニュルブルクリンクを訪れた。エキゾーストノートは響かないが、心地よい風を切る音からその高性能が伺える。
フェイクのエキゾーストパイプを装着した開発車両は、ボディの下に多数の三角センサーが見られ、EV性能をテストしている模様。ニュルでは、高速でのコーナリングや直線での加速など、スーパーサルーンらしい走りを見せた。
エンジンを持たず、電気モーターのみで走行するミッションEは、800Vのバッテリーにより最高出力は590psを発揮する。0-100km/h加速は3.5秒で達し、フル充電時の航続距離は310マイル(約500km)の走行が可能だ。今回のニュルでは、ラップタイム8分を記録しており、今後レコードを伸ばしていくという。