MINIクーパーの高性能モデル、『クーパーS』最新プロトタイプをキャッチした。エクステリアの変更点は、ヘッドライト及びテールライトのグラフィックやホイールデザイン、ボディカラーの新色追加程度となりそうだが、“ボンネットの下”は大きな改良が加えられるという。
ハイライトは、エキゾーストマニホールドとターボチャージャーをシリンダーヘッド部に一緒に収納する新ターボシステムの搭載、及びMINI初のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の採用だ。これらにより、高いエンジン熱効率、燃費向上、そして加速力が飛躍的に向上すると見られる。また冷却システムのアップデートにより、CO2排出量が削減されるという。
2リットル直列4気筒ターボエンジンのアップデートにより、最高出力は198ps程度へ引き上げられるだろう。
室内では、タッチスクリーン・ナビゲーションシステムやムードライティングの導入、トリム類の見直しも予想される。
ワールドプレミアは、2018年3月のジュネーブモーターショーと思われる。