イタリア・モデナに拠点を置くカスタマー、「ARES Design」(アレス デザイン)は、1971年から1991年に発売された名車、デ・トマソ『パンテーラ』新型をイメージした新型スーパーカー、「プロジェクト・パンサー」のイメージを初公開した。
「パンテーラ」は、フォードとデ・トマソによる伊米共同開発のスーパーカーで、日本でも第一次スーパーカーブームを牽引した1台と言える。その名車を、メルセデス、ベントレーを始めランボルギーニ・ウラカンのチューンも行っているカスタムメーカー、「アレス デザイン」が27年振りに復活させた。
ランボルギーニ『ウラカン』をベースに制作されており、ウラカンと同様のアルミニウムとカーボンファイバーのシャーシを使用している。エクステリアは、LEDデイタイムランニングライトに、オリジナルを彷彿させるリトラクタブルライトを装備するなど、レトロな要素と現代的感性を持ち合わせたデザインとなっている。
パワートレインも「ウラカン」から流用されており、7速DCTと組み合わされる、5.2リットルV型10気筒エンジンを搭載、最高出力602psのスーパーカーだ。
「プロジェクト パンサー」は2014年からスタートしており、発売は2018年内となるという。