BMWは1月24日、新型『8シリーズ・クーペ』の開発プロトタイプ車の画像を公開した。
初代『8シリーズ』は、BMWの最上級クーペとして1989年秋、フランクフルトモーターショーで発表。1999年に生産を終了した。その8シリーズが、およそ20年ぶりに復活を果たす。
新型8シリーズ クーペは、2017年5月に公開された『コンセプト8シリーズ』の市販版。コンセプト8シリーズは、ひと目でBMWとわかるフォルムを持ちながら、新しいデザインアイデアを随所に導入している。例えば、キドニーグリルは、BMWのクラシッククーペからインスピレーションを得て、ワイド&ローの新デザイン。ボンネットとルーフラインが、ダイナミックさを演出する。
インテリアは、ドライバー重視の設計。シートはダークブラウンのメリノレザーで、ダッシュボードなどには、カーボンファイバーやアルミのアクセントが配される。iDriveコントローラーは、スワロフスキーガラス製とした。
今回BMWは、新型8シリーズ クーペの開発プロトタイプの画像を公開。イタリア・アプリリアのプルービンググラウンドにおいて、高速テストを行う様子を紹介した。開発プロトタイプ車には厳重な擬装が施されているが、BMWにとって久々の大型2ドアクーペの基本フォルムが見て取れる。