ランボルギーニは3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、『ウラカン・ペルフォマンテ・スパイダー』をワールドプレミアした。
「ウラカン・ペルフォマンテ」は、ランボルギーニ「ウラカン」の軽量高性能仕様。ウラカン・ペルフォマンテ・スパイダーでは、ベース車両の「ウラカン・スパイダー」に対して、「Forged Composites」素材で35kg軽量化。乾燥重量は1507kgとした。大型リアウイングなどの専用エアロパーツで、エアロダイナミクス性能を引き上げる。
直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力610hp、最大トルク57.1kgm)は、吸気と排気のフルードダイナミクスを改善。モータースポーツが培った経験を生かして新開発したインテークマニホールドにより、あらゆる回転域でのレスポンスを向上させた。7速デュアルクラッチの「LDF」トランスミッションも専用チューン。軽量化された新開発エグゾーストシステムが、痛快なサウンドを発するという。
最大出力はプラス30hpの640hp/8000rpm、最大トルクはプラス4.1kgmの61.2kgm/6500rpmを発生。0~100km/h加速3.1秒、最高速325km/hという優れた性能を可能にする。
アクティブ・エアロダイナミクスを制御する「ALA」(アエロディナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ)も採用。ALAは、あらゆる運転スタイルや走行コースに対応でき、必要に応じて作動。例えば、カーブ走行時には垂直方向に荷重を増大させて、速度を落とさずに車の安定性を確保。加速時には空力抵抗を小さくして最高速への到達に貢献する。
インテリアには、「ANIMA」(アダプティブ・ネットワーク・インテリジェンス・マネージメント)と呼ばれるテクノロジーを導入。どんな状況においても、車の個性を引き出しながら、様々な運転ニーズに応えることができる、としている。