仏ルノーが、新型クロスオーバーSUVを開発していることが分かった。その開発車両をレスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。
捉えたテスト車両は、一見日本導入されたばかりのSUV『カジャー』だが、よく見るとトレッドが広げられワイドフェンダーにされていることから、カジャーの上位モデルであることは確実。フラッグシップSUVの可能性もあるという。
またアンダーボディを撮影した画像からは『メガーヌ』新型にも採用されているルノーの4輪操舵システム「4コントロール」を装備していることが分かった。これにより、SUVとしてこれまでにない異次元の走る楽しさが得られるに違いない。
さらに、この開発車両には排気管が見られずEVとも思われたが、カメラマンによれば、左側面に排気管があるといい、EVの可能性はないようだ。パワートレインは、新開発の1.4リットル直列4気筒ターボエンジンの搭載が予想され、最高出力は150psから160psと見られる。
ワールドプレミアは2020年以降となるが、関係者の話によれば日本導入も視野に入れていると言う。