ルノーの欧州Cセグメント・クロスオーバーSUV『キャプチャー』に派生モデルとなる「クーペ」が初めて設定されることが分かった。ルノーが公開した1枚のティザーイメージに写されたモデルと思われる車両を、スクープ班のカメラが捉えた。
捉えた開発車両はフルカモフラージュのため、ディテールは不明だ。しかしキャプチャーとは全く異なる、流れるような美しいルーフラインは一目瞭然。ライバルとなるBMW『X4』やメルセデスベンツ『GLCクーペ』を彷彿させるファストバックシルエットは、かなり刺激的だ。
フロントマスクは『メガーヌ』のC型ヘッドライトなどルノー最新のデザインが予想される。これまでのキャプチャーから脱皮する派生モデルは、プラットフォームを共有する兄弟車、日産『ジューク』次期型にも影響を及ぼすかもしれない。
パワートレインは、メルセデスベンツ『Aクラス』新型にも搭載されている1.3リットル直列4気筒ターボエンジン「M282型」のルノー版と思われ、6速ATまたは7速DCTと組み合わされる。
ワールドプレミアは、8月29日に開催予定のモスクワモーターショーだ。生産型に近いコンセプトモデルが公開される可能性が高いという。