想定していたシステムではないオリジナル・スピーカーをインストールすることになったオーナーの高岡さん。徳島県のシンフォマージでユニット選びから取り付けまでを経験し、いよいよ納車の日がやって来た。音質アップによって日常生活に変化が現れる。
オリジナルスピーカーへの交換で
生々しさや中音の厚みが大幅アップ
はじめてのプロショップ体験となったシンフォマージとの出会いから、オリジナルスピーカーを愛車にインストールした高岡さん。フロント2ウェイスピーカーを取り付けた愛車の納車の日がやって来た。
「初めて聴いた愛車の音は衝撃的でした。いつも聴いている大好きな曲を数曲聴いたんですが、今までの音と全然違うんです。ライブ音源が好きなんですが、会場の雰囲気までをリアルに再現しているようで、すごく生々しい音になっていたのが良かったです」。
ライブ会場の空気感やざわざわした周囲の雰囲気などをリアルに再現するサウンドに驚いたオーナー。ライブ会場で聴いているような錯覚を覚えるほど、心地良いものだったという。
「もうひとつの良いところはボーカルでした。ボーカルの中心になっている中域あたりの音がしっかりとしている感覚が強いです。ボーカル中心の曲もすごく心地良いサウンドになっていたのも良かったところだと思います。このスピーカーにして良かったと思ったのも、この音を感じた瞬間でした」。
システム的にはフロント2ウェイスピーカーのみのライトなシステムでスタートしたオーナー。リアスピーカーは純正のままながら、わずかに鳴らしている。これは音に包まれる感じを出すためのショップならではの味付けだ。しかもリアスピーカーはオン/オフを任意に切り替えできるので、その効果が体感できるのも良いところ。手軽にオーディオをはじめるにはこのような工夫も大切だ。
通勤時間に聴くオーディオで
気分のリフレッシュを実践
納車された愛車はすぐさま会社の仲間にも聴かせた。「どうすればこんなきれいな音が出るの?」「音がすごくダイレクトに来る感じがする」など仲間は口々に驚いていた。
「クルマ好きな仲間に自分のオーディオが評価されるのはすごく嬉しいですね。このときもオーディオをシステムアップして良かったなと思いました」。
愛車は毎日の通勤でも使っている。30分~40分程度の通勤時間は絶好のリスニングタイムとなっている。
「オーディオのおかげで通勤がすごく楽しくなりました。朝出勤するときにはバンプ オブ チキンを聴いて気分を上げていきます。対して帰宅するときにはクールダウンできる曲を選んでいます。最近お気に入りなのは小田和正のライブです。しっとりした曲が流れるライブ音源で、その日一日にあった嫌なことも忘れられて、すごく気分が軽くなるんです」。
音楽を聴きながらのドライブルートも日々開拓している。
「吉野川沿いの堤防を走るルートも快適なんです。会社からの帰宅時に走ると夕日が見えることもあって良い音のオーディオときれいな景色を同時に楽しめるドライブルートなのでお気に入りです。休日には長距離のドライブに出かけることもあります。その時も音の良いオーディオがあるのですごく快適に運転できます」。
彼女との間を取り持ってくれるのも
オーディオのもうひとつのメリット
最近の高岡さんのビッグニュースはオーディオのインストールと並んで彼女ができたこと。愛車にオーディオをインストールするとすぐに彼女も気づいて「きれいな良い音やね」とその違いをわかってくれたのだとか。
「初めてドライブに出かけた時にも“ライブハウスで聴いているみたい”とすごく気に入ってくれました。“オーディオってすごく良い趣味やね”とも言ってくれて理解があるので、二人で出かけるドライブもすごく楽しいものになっています。クルマの中での会話にもオーディオが話題になることも多く、良い音のオーディオが彼女との架け橋のひとつになってくれています」。
「彼女とは遠距離恋愛なので、デートするときは結構な距離を走って行くんですが、テンションが上がっているのもあって、その時はガンガン大音量でオーディオを鳴らしていきます。でも、帰りは一人に戻ってしまうので曲選びに気を使います。バラードなどのしんみりした曲を聴くと悲しくなるので再生しません(笑)」。
まずはフロントスピーカーをインストールしたオーナー。その音の変貌ぶりに驚いて今後もシステムアップを手がけていく予定だ。ショップでは数年掛けてシステムアップすることを相談している。予定では次はトゥイーターを追加して高域特性をさらに良くする予定。またリアスピーカーのグレードアップなど、複数のメニューをプランして、徐々に愛車の成度を上げていく予定。
「大好きなライブ音源をもっと心地良く聴くために、無理せず少しずつシステムアップしていこうと思っています」。
愛車の音を良くしていくシステムアップを、慌てず着実に進めているオーナー。長くオーディオを楽しんでいく自分なりのスタイルをすでに確立したようだ。