アルピーヌ・ジャポンは、軽量ミッドシップスポーツクーペ『A110』シリーズの最高峰モデル『A110R』の日本導入を発表。11月下旬より受注を開始する。価格は後日発表予定。
アルピーヌ A110Rは、軽量化による運動性能の向上に徹底的にこだわり、カーボンボンネット、カーボンエンジンカバー、フルカーボンホイール、専用カーボンシートなどを採用。総重量1100kgを切る軽量化を実現している。また、エアロダイナミクスをさらに向上させるため、新形状のディフューザー、スワンネックタイプのリアスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットを採用。空気抵抗の削減とダウンフォースの強化の最適なバランスを確立した。
アルピーヌ A110Rは、A110Sよりも車高が低められ、専用シャシーには車高調整機能、減衰力調整機能付ダンパーを搭載。アンチロールバーの剛性はA110Sよりもフロントで10%、リアで25%強化、サスペンションスプリングの剛性も10%以上強化している。また、ブレンボ製高性能ブレーキシステムを装備。前後ともに複合素材の320mmブレーキディスクを採用し、制動力を高めている。
パワートレインは1.8リットル4気筒直噴ターボエンジンと7速DCTの組み合わせ。最高出力300ps/最大トルク340Nmを発揮し、最高速度は285km/h、ローンチコントロールを使用した0-100km/h加速3.9秒を達成している。
インテリアは、すべてマイクロファイバー生地で覆われ、内部のドアハンドルは赤いストラップを採用。ハンドルやカーボンファイバー製のサベルト社製シングルシェルシートはマイクロファイバーで覆われ、グレーのステッチを施し、モータースポーツの世界観を演出している。