マツダのフラッグシップモデル『マツダ6』。『カペラ』の跡を継ぐ形で『アテンザ』として2002年に初代モデルがデビューし、現行3代目は2019年のマイナーチェンジの際に、名称をグローバル向けの「マツダ6」へと統一し現在へ至る。
12月9日、新たな商品改良に合わせて新機種の『Sports Appearance(スポーツアピアランス)』が登場した。一昨年末に導入され好評を博した「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」をさらに進化させたという本グレードの内外装を、詳細画像40枚とともにご紹介する。
◆ブラックの統一感でよりスポーティに
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CX-8やCX-5にも設定されている、新機種のスポーツアピアランス。エクステリアにおける大きな特徴は、やはりボディ全体のパーツカラーを黒に統一し、スポーティかつ精悍な仕上げとなっている点だろう。
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特別仕様車のブラックトーンエディションに採用された、ブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールとドアミラーカバー(グロスブラック)に加え、新たに前後シグネチャーウィング、フロントバンパーロアガーニッシュ、ルーフレールもブラックに統一することで、マツダ6の持つスポーティさがさらに強調された。
◆ブラックトーンエディションを引き継いだ赤黒のインテリア
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インテリアはブラックトーンエディションを引き継ぐ形で、黒を基調としつつ、滑らかなレッドのレザーシートとステッチのコントラストが上質な大人の雰囲気を醸し出している。運転席の電動パワーシートや両席シートヒーターは本グレード標準装備だ。
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エンジン出力の向上や運転支援機能の追加など、追加改良によって性能のアップデートも加わった「マツダ6 スポーツアピアランス」。価格は税込みでガソリンモデル「25S」の2WD車が351万7800円、ディーゼルモデル「XD」の2WD車が398万8400円、4WD車が413万8200円となっている。