マツダが昨年から販売を開始したラージ商品群第一弾のSUV『CX-60』。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドにPHEVと多彩なモデル展開が本気度の高さをうかがわせる1台だ。
今回はその中でも「Premium Sports(プレミアムスポ-ツ)」と並び、最上位モデルとして君臨する『PHEV Premium Modern(プレミアムモダン)』をご紹介しよう。
◆ボディカラーとメタルの相性がバツグン
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「マツダ史上最高額」のモデルとなったPHEV プレミアムモダンのエクステリアは、上質感を極めた鼓動デザインが印象的だ。
本来樹脂のブラック仕上げとなっているバンパー下部からサイドステップ、クラッディングに至るまでボディ同色とすることで上級モデルとしての特別感を演出。グリル回りとサイドシグネチャー、そしてウィンドー回りにはメタルパーツが採用された。
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ホイールはシルバー/ブラックの20インチ切削加工専用品。テールのエグゾーストにもメタル仕上げが施されるなど、ボディ全体を通してCX-60が初採用の特別色「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」とのコントラストが鮮やかな印象を受ける。
◆日本のモノづくりをテーマとしたインテリア
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CX-60 プレミアムモダンのインテリアには「和のテイスト」がテーマとして用いられ、自然がもたらす変化に美を見出し、きめ細やかにしつらえる日本人の精神が表現されている。
ピュアホワイトで落ち着いた印象の専用ナッパレザーシートに加え、ルーセントクロスを採用したインパネデコレーションパネルやドアトリムが素材の質感を存分に発揮する。またドアトリムやコンソールの一部にはメープルの本杢が取り入れられるなど、ジャパニーズ・プレミアムが溢れる室内空間が魅力的だ。
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「史上最高」にふさわしい、マツダのこだわりが詰まったCX-60 PHEV プレミアムモダン。4WD、ATのみの設定で、価格は626万5400円(税込)となっている。