マツダが昨2022年から販売を開始したラージ商品群第一弾のSUV『CX-60』。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドにPHEVと多彩なモデル展開が本気度の高さをうかがわせる1台だ。
今回は本革シートや大径ホイール、そして注目の直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載するハイクラスモデル『XD L Package』をご紹介しよう。
◆使いこなせる高級感が「大人の魅力」
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CX-60のディーゼルモデルは「XD」「XD Sパッケージ」「XD Lパッケージ」「XD エクスクールシブモード」の4種類がラインナップ。Lパッケージはまさにハイクラスモデルという立ち位置で、使いこなせるSUVらしさを表現しながら質感を高め「大人の魅力」を演出している。
フロントグリルには縦フィン形状とメッキの加飾があしらわれ、前後バンパーからサイドステップ、フェンダー部に至るまでボディ下部はブラック仕上げ。ホイールは大径化され、エクスクールシブモードと同様の20インチが採用されている。
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「引き算の美学」をもとに、直6FRレイアウトならではのロングノーズ/ショートデッキのスタイリングが眩しい魂動デザイン。カラーバリエーションにも「匠塗」の特別色が設定されるなど高級感満載だ。
◆インテリアはブラックとグレージュの2種類
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CX-60には多彩なグレードに応じてインテリアのラインナップも充実している。XD Lパッケージにはレザーシートが採用されるとともに、シート/ドアトリム/コンソールのカラーとして「ブラック」と「グレージュ」の2種類が選択可能となった。
12.3インチのフル液晶メーターは本グレードより装着され、頭上を彩るパノラマサンルーフも選択可能となる。シートヒーターも後席まで完備されるなど、ハイクラスモデルらしい装備も満載だ。
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最新技術にこだわりの内外装が組み合わされた、CX-60のXD Lパッケージ。ATのみの設定で、価格は税込で2WD車が400万4000円、4WD車が422万9500円となっている。