今やスバルの屋台骨を支える主力SUVとなった『フォレスター』が、間もなくフルモデルチェンジを迎える。6年ぶりの刷新となる新型フォレスターはどう進化するのか? その姿をスクープサイト「Spyder7」が予想する。
「森に住む人」を意味するフォレスターは、1997年に初代が誕生。第5世代となる現行型は2018年に発売されている。特に北米での人気が高く、グローバル販売でもスバルのトップ車種となった。それだけに次に登場する新型は、かなり気合の入ったモデルとなるはずだ。

注目はパワートレインだ。2.0リットル水平対向4気筒エンジン(FB20型)+トヨタ「THS」ストロングハイブリッドを組み合わせた次世代「e-BOXTER」の搭載が有力だと言い、燃費性能に課題があったボクサーエンジンを一気に次世代環境パワートレインへとアップデートさせるとみられる。
先進安全装備「アイサイト」も大幅に進化する。4つのレーダーによる360度センシングの実現、3D高精度地図データ、GPS+準天頂衛生を活用する最高レベルの運転支援システムとなる。
キャビン内では、12.3インチのフルデジタルインストルメントクラスター、及び11.6インチ高精度ディスプレイを搭載、「Apole CarPlay」や「Android Auto」にも対応する。

そして気になるデザインだ。最新情報をもとにSpyder7がその姿を予想。フロントマスクは大型グリルで迫力アップ。ヘッドライトはスバル車のアイデンティティである“コの字”を強調したLEDを採用し、シャープな表情を作り上げる。無骨なイメージのあったフォレスターだが、前衛的かつ都会的なシルエットとなるだろう。
新型フォレスターのワールドプレミアは、2024年夏以降と予想されている。