メルセデスベンツの3列シートSUV『GLB』のフルエレクトリックバージョンとして2021年にデビューした『EQB』が、早くも初の大幅改良を迎える。ベースであるGLBの改良と同時に、そのアップデートが適用されることになる。
スクープサイト「Spyder7」が最新プロトタイプの内装を初めて激写。そこには、フェイスリフトされた『Aクラス』、『Bクラス』、および『CLAクラス』と共有する新しいステアリングホイールが装備されていた。注目はクロスで覆われた部分。センターコンソールの変更を隠している可能性があり、タッチパッドが削除されることが濃厚だという。その輪郭からはトレイのようなものに置き換えられているようにも見える。
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キャビンの大部分はキャリーオーバーされているようで、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと10.25インチのインフォテインメントシステムを搭載。画面サイズは変更されない可能性が高いが、最新バージョンのMBUXオペレーティングシステムを採用することになるだろう。
エクステリアは、フロントバンパーを新設計し、グリルも微調整される見込みだ。リアエンドは、テールライトとハッチ上のスペースが覆われていることから、この部分もリフレッシュされると見て良いだろう。ヘッドライトは現行コンポーネントが取り付けられているが、今後内部グラフィックが刷新される可能性も高い。
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一方で、バッテリー容量や出力、航続距離については現行モデルのキャリーオーバーとなる見込みだ。
EQB、およびGLB 改良新型のデビューだが、まずGLBが2023年内に先行デビューした後、2024年のどこかでEQBが登場することになるだろう。